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大地息遣い感じるロシア近代絵画 岡山県立美術館に夫婦連れら次々

近代ロシアの生き生きとした描写を楽しむ人たち
近代ロシアの生き生きとした描写を楽しむ人たち
 岡山県立美術館(岡山市北区天神町)で開催中の特別展「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」は会期中盤。16日も夫婦連れらが次々に訪れ、広大な大地の息遣いが聞こえそうな風景や、躍動する民衆を描いた近代絵画を楽しんでいた。

 約20万点のコレクションがある国立トレチャコフ美術館より72点を紹介。帝政末期の19世紀後半から20世紀初頭にかけ、風俗、歴史、自然など祖国のありのままの姿をリアリズムの手法で表したグループ「移動派」の優品を並べている。

 入場者は、謎めいた女性が視線を投げてよこすクラムスコイ「忘れえぬ女(ひと)」、農家の子どもたちが市場でおもちゃの山に見ほれるモラヴォフ「おもちゃ」、透明な冷気が漂うゲルマーシェフ「雪が降った」などをゆったりと鑑賞。

 放送大学の仲間を誘ってきた女性(24)=笠岡市=は「会場で実際に見て絵の大きさと細部の表現に驚いた。夜の庭園で物思いにふける女性像がとても神秘的でした」と話していた。

 6月16日まで(月曜休館)。山陽新聞社など主催。

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