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瀬戸内で「山鳥毛」ミーティング 里帰り機運盛り上げへ知恵絞る

山鳥毛の里帰り実現に向けてアイデアを出し合う賛同者ら
山鳥毛の里帰り実現に向けてアイデアを出し合う賛同者ら
 瀬戸内市が購入を目指す国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛=さんちょうもう)」の“里帰り”機運を盛り上げるミーティングが16日、同市邑久町尾張の市中央公民館で開かれた。瀬戸内、岡山、倉敷市の賛同者ら約40人が購入費と展示施設整備費の計6億円の調達に向け、アイデアを出し合った。

 インターネットで寄付を募るクラウドファンディング型ふるさと納税など、市が進める資金調達への協力を呼び掛けようと初めて企画した。

 武久顕也市長が2億5千万円超の寄付が集まっていることなどを説明。地元の刀匠・川島一城さんは、山鳥の羽毛を連想させる変化に富んだ刃文など、国宝の魅力を語った。

 参加者は4、5人のグループに分かれて意見交換。「岡山県内企業と連携し、マスキングテープなど魅力的な返礼品を開発しては」「人気がある猫の城主や駅長のようなマスコットキャラクターを作ってはどうか」などのアイデアが披露された。

 市は「購入費は寄付で賄う」との方針を転換。財政調整基金約4億3千万円(1月末現在)を取り崩し、4月にも県内の個人所有者と売買契約を結びたい考えで、資金調達も来年3月末まで延長する方針。

瀬戸内市

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