岡山市は26日、城下町・岡山の礎を築いた宇喜多家を全国に発信していく官民連携組織「戦国 宇喜多家を顕彰する会」を11月に発足させることを明らかにした。NHKの大河ドラマ化を目指し、PR活動を展開していく。
現時点の構成メンバーは、チーフアドバイザーに同市出身の歴史学者磯田道史さんが就き、幹事団体は同市とおかやま観光コンベンション協会、岡山商工会議所。研究グループ「宇喜多家史談会」や、宇喜多家の女性を顕彰する「おふくの会」なども地元組織として参加する。
11月12日に岡山コンベンションセンター(同市北区駅元町)で設立総会を開き、今後の活動方針を確認する。大河ドラマ実現の要望、地元での機運醸成や岡山県外でのPRといった活動にも積極的に取り組む。
26日に記者会見した大森雅夫市長は「活動を通じて市民が先人たちを誇りに思えるようにするとともに、岡山を全国に発信していきたい」と意気込み、ビデオ会議システムで参加した磯田さんは「豊臣政権の五大老の中で大河ドラマ化がなされていないのは宇喜多氏のみ。非常に可能性があり、誘致に向けて準備しておくことが大事」と述べた。
設立総会では市長と磯田さんに加え、放送中の大河ドラマ「どうする家康」の時代考証をしている歴史学者平山優さんによるトークイベントも予定。27日~10月20日に観覧者を募集(定員670人)する。
宇喜多家は戦国時代、直家、秀家の二代で備前の在地勢力から57万石余の大名へ発展。五大老の一角を占めた秀家が関ケ原の戦い(1600年)で敗れるまで、岡山のほぼ一帯を治めたとされる。
現時点の構成メンバーは、チーフアドバイザーに同市出身の歴史学者磯田道史さんが就き、幹事団体は同市とおかやま観光コンベンション協会、岡山商工会議所。研究グループ「宇喜多家史談会」や、宇喜多家の女性を顕彰する「おふくの会」なども地元組織として参加する。
11月12日に岡山コンベンションセンター(同市北区駅元町)で設立総会を開き、今後の活動方針を確認する。大河ドラマ実現の要望、地元での機運醸成や岡山県外でのPRといった活動にも積極的に取り組む。
26日に記者会見した大森雅夫市長は「活動を通じて市民が先人たちを誇りに思えるようにするとともに、岡山を全国に発信していきたい」と意気込み、ビデオ会議システムで参加した磯田さんは「豊臣政権の五大老の中で大河ドラマ化がなされていないのは宇喜多氏のみ。非常に可能性があり、誘致に向けて準備しておくことが大事」と述べた。
設立総会では市長と磯田さんに加え、放送中の大河ドラマ「どうする家康」の時代考証をしている歴史学者平山優さんによるトークイベントも予定。27日~10月20日に観覧者を募集(定員670人)する。
宇喜多家は戦国時代、直家、秀家の二代で備前の在地勢力から57万石余の大名へ発展。五大老の一角を占めた秀家が関ケ原の戦い(1600年)で敗れるまで、岡山のほぼ一帯を治めたとされる。