山陽新聞デジタル|さんデジ

長崎大助教の雇い止め無効 地裁、未払い賃金支払い命じる

 長崎大で助教として働き、2019年2月末に雇い止めされたベルギー国籍のリュク・ロースフェルトさん(62)=長崎県=が、大学側が十分に説明せず契約期間を短縮したとして、地位確認などを求めた訴訟の判決で、長崎地裁(天川博義裁判長)は30日、雇い止めは無効と判断し、未払い賃金の支払いを命じた。

 訴状によると、11年3月、3年契約で採用され医学部で英語を教えていた。2度目の更新だった17年3月、契約期間が2年に変わった日本語の文書が渡された。18年11月、次回の契約を更新しないと告げられ、変更に気付いたとしている。

社会

あなたにおすすめ


さんデジ特集

TOP