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大しめ縄 氏子たちの手で新調 神石高原・亀山八幡神社

氏子たちによって取り付けられる大しめ縄
氏子たちによって取り付けられる大しめ縄
 広島県神石高原町小畠の亀山八幡神社で4日、本殿につながる隋身(ずいしん)門の大しめ縄が5年ぶりに氏子たちの手で新調された。わらの香りが参道に漂い、初詣の参拝客を迎える準備が整った。

 大しめ縄は長さ8・5メートル、直径約1・2メートル、重さは約650キロもあり、地域随一の大きさという。今春から稲を植えて準備し、延べ300人の氏子が携わった。10月下旬から田んぼ10アール分の稲わらを手作業でない、極太の3本の綱を製作。ねじって一つにまとめ、完成させた。

 この日は約50人が集まり、作業場として使った近くの倉庫から大しめ縄を運び出した。高さ約5メートルの梁(はり)まで人力やワイヤでつって押し上げ、針金と縄で固定。わらを束ねた房の飾りも取り付けた。

 氏子副総代の赤沢賢さん(75)は「5年前よりよく締まった立派なしめ縄ができた。新年、すがすがしい気持ちで参拝してもらいたい」と話した。

 同神社は神石郡旧15村の総鎮守。大しめ縄は町内の氏子が1949年から5、6年ごとに新調しており、今回は14回目となる。

備後

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