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”雲海”からローストビーフの山 倉敷美観地区に和牛専門店登場

スモークで雲海を演出した看板メニュー「肉山雲海ローストビーフ丼」
スモークで雲海を演出した看板メニュー「肉山雲海ローストビーフ丼」
 倉敷市美観地区に、新見市特産・千屋牛肉のローストビーフが味わえる「有鄰(ゆうりん)庵 岡山希少和牛店」(倉敷市本町)が登場した。メインの「肉山雲海ローストビーフ丼」(2800円)は、ふたを取ると雲海をイメージしたスモークの中に肉の山が現れる演出で、話題を集めている。

 丼は、低温調理でうまみを引き立たせたという肉を高く盛り付け、卵黄を載せる。黄ニラを漬けて作る「黄ニラしょうゆ」のたれで味わい、桃のソースで“味変”も楽しめる。朝日米をはじめ、食材はいずれも県産。サクラの木を燻製(くんせい)し、煙を閉じ込めて提供する。牛すじ肉を使った小鉢、汁、おしんこ付き。

 同様に小鉢などが付いたローストビーフのにぎり(2貫1100円、3貫1500円)もある。こちらは食べ歩きを楽しんでもらおうと単品でテイクアウトができ、ごみが出ないよう容器の代わりに煎餅に載せる。

 営業は土日曜と祝日の午前11時~午後5時。同じ美観地区で「カフェ有鄰庵」(同所)などを展開する企業・行雲が手がける。同社の犬養拓代表は「幅広い層の人たちに岡山の豊かさをお届けできれば」と話している。問い合わせは有鄰庵岡山希少和牛店(086―441―0301)。

新見市

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