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台風で破損 瀬戸芸作品撤去へ 宇野港、会期中に修復間に合わず

宇野港に設置されていた「本州から見た四国」=8月5日
宇野港に設置されていた「本州から見た四国」=8月5日
四国の輪郭部分が落下し支柱だけが残った「本州から見た四国」=10月6日
四国の輪郭部分が落下し支柱だけが残った「本州から見た四国」=10月6日
 9月の台風14号で破損した「瀬戸内国際芸術祭2022」宇野港会場(玉野市)のアート作品「本州から見た四国」が撤去されることが6日、同芸術祭実行委への取材で分かった。11月6日までの秋会期中に修復が間に合わず、再設置を断念した。

 作品(高さ約8メートル、幅約5メートル)はトルコ出身のアイシャ・エルクメンさんの新作で、ステンレスパイプでかたどった四国の輪郭と支柱を連結させ、四国が空を切り取ったように見えていた。7月に同市築港の宇高連絡船遺構付近に置かれたが、9月19日に強風で破損していることが分かった。

 同実行委は支柱から落下した四国の輪郭部分を撤去し、作品の公開を中止。修復を検討したが、時間がかかることから断念し、作品の一部として残っている支柱も近く取り除く。

 同実行委は「宇高連絡船の発着地というシンボル的な場所に設置していた。多くの人に見てもらいたかったので残念」と話している。

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