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岡山芸術交流 市中心部で開幕 10会場に13カ国28組の作品

展覧会タイトルが浮かぶ校庭に、リクリットさんと来場した児童らがつくった「?」の人文字=旧内山下小
展覧会タイトルが浮かぶ校庭に、リクリットさんと来場した児童らがつくった「?」の人文字=旧内山下小
テープカットする主催者ら=旧内山下小
テープカットする主催者ら=旧内山下小
 岡山市中心部を舞台にした3年に1度の現代アート展「岡山芸術交流2022」(市などでつくる実行委主催)が30日、開幕した。新型コロナウイルス禍で迎えた今回のタイトルは「僕らは同じ空のもと夢をみているのだろうか」。人種や性別もさまざまな13カ国28組のアーティストが手掛けた、見る人の五感を揺さぶる作品が、訪れた美術ファンらを楽しませている。

 タイの美術家リクリット・ティラヴァーニャさんをアーティスティックディレクター(芸術監督)に迎え、歩いて巡れる1キロ四方内の10会場に約90点を展開する。

 メインの旧内山下小(同市北区丸の内)では、芝生を張った校庭に展覧会タイトルが英文字で大きく浮かび上がる。水を抜いたプールには巨大なクマのぬいぐるみが寝転び、体育館には滑り台のように遊べる彫刻が設置され、来場した地元・岡山中央小の2年生120人が歓声を上げた。

 青々とした芝生の上で遊んでいた岡山中央小2年の女児(8)は「芝生や大きな滑り台がアートだなんて驚いた。とても面白かった」と話した。

 開幕に先立ち、旧内山下小でオープニングセレモニーがあり、関係者約30人が出席。実行委会長の大森雅夫市長とリクリットさんが「コロナで分断された今だからこそ、人々がつながり理解しあう、夢を開いていきたい。地元の人、子どもたちにアートに触れてもらい、作家たちが込めた思いを感じてほしい」とあいさつし、テープカットした。

 会期は11月27日まで。10月10日を除く月曜と、11日休み。

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