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瀬戸芸に合わせアートで児島PR 6観光施設、29日からフェス

旧野崎家住宅に展示された児玉さんの「暁の糸」(正面)=倉敷市児島味野
旧野崎家住宅に展示された児玉さんの「暁の糸」(正面)=倉敷市児島味野
 倉敷市児島地区の観光施設を舞台に、県ゆかりの美術作家5人の作品を展観する「こじまブルーアートフェスティバル2022」(児島商工会議所などでつくる実行委主催)が29日、スタートする。瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)の会場の一つ、本島(丸亀市)へのアクセス拠点となっている同地区をアピールしようと、初めて企画した。

 展示は、旧野崎家住宅▽児島市民交流センター▽鷲羽山ビジターセンター▽鷲羽山レストハウス▽むかし下津井回船問屋▽児島観光港―の6カ所。若手美術家を支援する岡山県の「I氏賞」で過去にいずれも大賞を受賞した児玉知己さん(絵画)=倉敷市、高松明日香さん(同)、李侖京(イユンギョン)さん(工芸)をはじめ、同市出身で2020年に京都市立芸術大大学院絵画専攻(版画)を修了した中桐聡美さんらが、新作を含む計約70点で彩る。

 このうち旧野崎家住宅では「今昔礼讃(らいさん)」と題し、児玉さん、李さんとI氏賞奨励賞を受けた金孝妍(キムヒョヨン)さん(絵画)による約30点を先行公開中。キャンバスだけでなく、ヒョウタンにも絵画世界を展開した児玉さんら3人の個性と、築150年余を経た建物の歴史が響き合う空間が広がり、来場者が堪能している。

 青をテーマに児島地区で撮影した写真・動画を「#こじまブルー」のハッシュタグでSNS(交流サイト)に投稿してもらい、抽選で10人に特産品を贈るキャンペーンも開催。地元産の魚介を使った料理が味わえる飲食店のパンフレットも作る。

 実行委は「児島を周遊し、気鋭の作家たちによる現代アートを楽しむのはもちろん、風光明媚(めいび)な景色や食といった魅力にも触れ、全国に発信してもらいたい」としている。

 同日開幕の瀬戸芸秋会期と同じ11月6日まで(旧野崎家住宅は同18日まで)。同住宅(一般500円)を除き入場無料。会期や休館日は施設によって一部異なる。問い合わせは児島商工会議所(086―472―4450)。

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