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備前市 日本遺産「北前船」に追加 大多府漁港元禄防波堤など6件

日本遺産「北前船」の構成文化財として追加認定された「大多府漁港元禄防波堤」(備前市提供)
日本遺産「北前船」の構成文化財として追加認定された「大多府漁港元禄防波堤」(備前市提供)
甚九郎顕彰碑(備前市提供)
甚九郎顕彰碑(備前市提供)
片上八景(備前市提供)
片上八景(備前市提供)
灯籠堂の石塁(備前市提供)
灯籠堂の石塁(備前市提供)
大井戸(備前市提供)
大井戸(備前市提供)
北前船の模型(備前市提供)
北前船の模型(備前市提供)
 文化庁は29日、江戸、明治期の海運を担った「北前船」で栄えた自治体で構成する日本遺産の「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落」に、備前市を追加認定したと発表した。構成文化財として、岡山藩によって江戸初期に築造された堤防「大多府(おおたぶ)漁港元禄防波堤」など市ゆかりの6件を追加した。

 「北前船」での認定は、岡山県内では倉敷市に次いで2カ所目。北前船が寄港した大多府漁港(備前市日生町大多府)にある元禄防波堤は全長約130メートルに及ぶ国登録有形文化財。他に、北前船で財をなした廻船業者の碑「甚九郎顕彰碑」(同市日生町日生)や、寄港した片上港(同市西片上)周辺が描かれた絵図「片上八景」などが構成文化財と認定された。

 構成自治体はこれで全国49市町となり、構成文化財は同時に認められた新潟県上越市、大阪府泉佐野市の2件と合わせて397件となった。同庁は追加理由を「ストーリーの内容を充実させるため」としている。

 日本遺産は地域の有形、無形の文化財群にまつわるストーリーを認定する制度で2015年度にスタートした。岡山県関係では「北前船」の他に、岡山、倉敷市などによる「『桃太郎伝説』の生まれたまち」、高梁市の「『ジャパンレッド』発祥の地」といった六つのストーリーが認定されている。

 備前市の他の構成文化財は次の通り。

 灯籠堂の石塁(備前市日生町大多府)▽大井戸(同)▽北前船の模型(同市加子浦歴史文化館所蔵)

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