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里見藤花 棋士編入「全力で挑む」 女性初の受験へ意気込み

棋士編入試験に臨む思いを語る里見倉敷藤花=大阪市の関西将棋会館
棋士編入試験に臨む思いを語る里見倉敷藤花=大阪市の関西将棋会館
 将棋で女性初の「棋士」を目指し、棋士編入試験受験を決めた里見香奈倉敷藤花(30)=女流王座、女流王位、女流王将=が6日、大阪市の関西将棋会館で記者会見し「棋力向上を目指し、強い人と対局したい。自分がどこまでやれるのか、その思いで決めた」と述べた。8月から開始予定の試験(若手棋士5人との対局)については「厳しい戦いになると思うが、全力で挑みたい」と語った。

 将棋のプロには棋士と女流棋士があり、制度が異なる。里見倉敷藤花は女流棋士枠で棋士の公式戦に出場し、その直近成績が5月27日時点で10勝以上かつ勝率6割5分以上となり、編入試験を受ける資格を得た。

 受験申し込みが期限終了間際の6月24日になったことについては「後悔しない選択をするため、ぎりぎりまで自分の感情が動くかどうか、みていた」と説明した。棋士編入試験を女性が受けるのは初めてで「女性初ということが、珍しくないようになればいいなと思う」と話した。

 試験は8月から毎月1対局を行い、3勝すれば合格となる。3局目は狩山幹生四段(20)=倉敷市=と対戦する。里見倉敷藤花は「(一時所属した棋士養成機関の)奨励会を含めると、5人とも対局したことがある。それぞれ全く違う将棋を指すので、一局一局しっかりと対策を練っていかないといけない」と述べた。

 里見倉敷藤花は女流タイトルの獲得数が通算48期で歴代最多。男性棋士との通算対戦成績は43勝50敗。

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