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天満屋広島緑井店 25年で幕 フジに7月末、施設譲渡

正面玄関の幕を閉じる中、お辞儀して謝意を示す従業員
正面玄関の幕を閉じる中、お辞儀して謝意を示す従業員
 天満屋広島緑井店(広島市安佐南区緑井)は30日、最後の営業を終え、25年の歴史に幕を下ろした。広島市内から天満屋(岡山市北区表町)ブランドの百貨店が姿を消すことになり、施設は中四国でスーパーを展開するフジ(松山市)に7月末に譲渡される。

 最終日は、午前10時の開店前から地元客らが詰めかけ、最終セールの食料品や衣料品を買い求めた。午後8時の閉店後にセレモニーがあり、城本吉徳店長が「ここまで営業できたのも皆さまのご支援とお力添えのたまもの。25年間本当にありがとうございました」とあいさつ。従業員が整列し深々とお辞儀する中、正面玄関を閉じた。

 同店は1997年に開業。隣接するフジグループの大型商業施設「フジグラン緑井」とともに広島市北部のにぎわいを支えたが、近年は競合店の増加や新型コロナウイルス禍で営業赤字に陥っていた。フジは施設の改装などを経て新店をオープンさせ、フジグラン緑井と一体的に運用する。

 天満屋は広島市内で2012年に広島八丁堀店、20年に広島アルパーク店を閉店。今回の撤退で広島県内の店舗は福山店(福山市元町)のみとなった。

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