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創志が益田東に快勝、決勝へ 春の中国高校野球

8回を無失点に封じた創志学園の岡村=島根県立浜山球場
8回を無失点に封じた創志学園の岡村=島根県立浜山球場
 春の中国高校野球大会第2日は5日、島根県出雲市の県立浜山球場で準決勝2試合があり、岡山代表の創志学園は7―0で益田東(島根)に快勝し、優勝した昨年に続く決勝進出を決めた。

 もう1試合は広陵(広島)が13―2の五回コールドで大東(島根)に大勝した。

 広陵―創志学園の決勝は最終日の7日、同球場で午前10時から有観客で行われる。

 ▽準決勝

創志学園
100302001|7
000000000|0
益田東
▽本塁打 金田
▽暴投 後藤

 【評】創志学園は2試合連続の無失点勝ち。主戦の右横手岡村は8回を4安打に抑え、九回は木村晃が3人で締めた。バックも2併殺ともり立てた。11安打の打線は1―0の四回、先頭谷の右前打を口火に1死満塁とし、岩本の投手強襲安打や木村政の左犠飛などで3点を追加。六回は横井の右犠飛と竹本の左前適時打で2点を奪い突き放した。

 益田東は打線がつながらず、4人の継投も実らなかった。

■エース力投、主導権渡さず

 “無傷”で2連覇に王手をかけた。1回戦に続きスコアボードに「0」を並べた創志学園。「リズムの良い守りを最後まで続けたことで、主導権を渡さず勝ち切れた」。主将横井はうなずく。

 立役者は前日に完封し、この日も八回までマウンドを守り抜いた右横手の主戦岡村だ。「疲れはあったが思ったより球の質は良かった」。切れの良い直球やスライダーを内外角へ巧みに出し入れして打たせて取る。8回を被安打4、81球で片付けた。

 エースの力投にバックはビッグプレーで応えた。初めて連打を浴び、無死一、二塁とされた六回。まずは女房役の竹本がリードの大きい二走を、三回に続きけん制で刺す。次打者の痛烈なライナーは2年生の遊撃上田がジャンプ一番で好捕。素早く一塁に送ってダブルプレーを完成させ、「岡村さんを助けたかった」と胸を張った。

 プロのマウンドに立つ西(阪神)や高田(楽天)らから背番号1を引き継ぐ岡村は「2人のようなすごい球は投げられなくても、チームを勝たせることはできる」。決勝の相手は広陵。全国屈指の強力打線との対戦は、堅守のチームにとって格好の腕試しの場となる。

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