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備中神楽 担い手育成へ高梁で会合 子ども神楽公演会 8月開催決定

持続可能な備中神楽の在り方について話し合う出席者
持続可能な備中神楽の在り方について話し合う出席者
 岡山県西部に伝わる備中神楽(国重要無形民俗文化財)の担い手を育成するため、神楽師らが具体的な方策を話し合う会合が15日、高梁市成羽町下原の成羽複合施設で開かれた。子ども神楽の公演会を8月に開催することを正式に決め、伝統を後世に残していくことを狙いに社中同士の連携強化も申し合わせた。

 県内の神楽師が所属する県神社庁神楽部の大塚芳伸副部長、神楽文化を応援するNPO法人かんなぎ(岡山市北区加茂)の今野友紀理事長ら8人が出席。大塚副部長らが新型コロナウイルス禍で上演機会が激減している現状などを報告した。

 出席者からは「伝統を守り続けるには子ども神楽の発展が不可欠」「子どもたちが頑張っている姿を地域の人に見てもらいたい」―などの意見が相次ぎ、小中学生らの発表の場となる「子ども神楽サミット」の開催を決定。今後、県内で活動する17の育成会に参加を呼び掛けていくことにした。

 大塚副部長は「コロナ禍という危機を乗り越えるためにも、社中同士の連携が不可欠。サミットを機に支え合いの仕組みを考えていきたい」と話している。

 会合は持続可能な備中神楽の在り方を探ろうと大塚さんらが呼び掛け実現。今後も定期的に集まり、サミットの開催方法などを決めていく。

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