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東京4男子学生寮 改装相次ぐ 県出身者対象 募集期迎え魅力PR

約20年ぶりの大規模リニューアルを実施中の精義塾。外壁やベランダの塗装、風呂やトイレを一新する=東京都文京区
約20年ぶりの大規模リニューアルを実施中の精義塾。外壁やベランダの塗装、風呂やトイレを一新する=東京都文京区
全40室をリフォームした鶴山館の居室=東京都西東京市
全40室をリフォームした鶴山館の居室=東京都西東京市
東京4男子学生寮 改装相次ぐ 県出身者対象 募集期迎え魅力PR
 首都圏の大学に通う岡山県出身者らを対象とした東京都内4カ所の男子学生寮が相次ぎ改装を進めている。いずれも建築からおよそ30~60年がたつ一方、快適性や好感度が上昇。新入寮生の募集シーズンを迎え、格安の寮費とともに新たな魅力をアピールしている。

 精義塾(文京区)は約20年ぶりの大規模リニューアルを3月中に終える予定だ。外壁やベランダ、屋上を塗装し直し、共同の風呂やトイレを一新する。早稲田大3年の学生(20)=城東高卒=は「改装が済めば、住環境は大きく改善する」と期待する。

 同じく文京区の備中館は昨夏、落書きが目立っていたブロック塀を撤去し、ベージュの金属製フェンスを新たに設けた。草が茂っていた敷地内をアスファルトで舗装し、樹木を伐採したことで外回りの印象が刷新された。

 県育英会東京寮(港区)も3、4階の共同トイレを今春までにリニューアルし、温水洗浄便座を導入する。鶴山館(西東京市)は、2020年度までに全40室をリフォーム済みで、壁紙や床のフローリングを張り替え、大浴場とは別にユニットバスを新設した。

 寮費は月2万5千~4万9千円程度と都内では破格の安さ。多くは食事が付き、空調や通信環境も整う。かつての相部屋は、新型コロナウイルス対策も兼ねて個室を原則としている。

 共同の風呂やトイレに抵抗感を持つ若者も多いが、備中館の成蹊大2年の学生(22)=金光学園高卒=は「コロナ禍で大学の友人がなかなかできない中、寮暮らしのおかげで先輩や仲間に救われた。かけがえのない経験ができている」と寮ならではの魅力を話す。

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