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トンガ噴火「家族どうか無事で」 浅口在住、出身の夫妻 支援望む

スマートフォンでトンガの被災状況を調べるクプ・シアオシさん(左)、麻奈未さん夫妻=17日
スマートフォンでトンガの被災状況を調べるクプ・シアオシさん(左)、麻奈未さん夫妻=17日
 沖合で海底火山噴火が起きた南太平洋・トンガで通信の遮断が続く中、同国出身で浅口市在住の会社員クプ・シアオシさん(32)と、小学校教諭麻奈未さん(38)夫妻は17日、山陽新聞社の取材に対し「どうか家族が無事でいてほしい」と語った。

 夫妻は、麻奈未さんが2011~13年に青年海外協力隊員として同国に滞在していた際に知り合った。14年の結婚を機にシアオシさんは来日し、麻奈未さんが生まれ育った岡山で子ども3人と暮らしている。

 シアオシさんは14日発生した噴火を受け、故郷に暮らす母のメレさん(73)を心配して15日の昼前に電話。その時はつながり、首都のある島から南東約40キロのエウア島で姉家族と一緒にいることが分かった。「心配してくれてありがとう」と喜んだ様子だったが、5分ほど話した後、突然電話が切れた。以降、電話も会員制交流サイト(SNS)での連絡もつながらなくなったという。

 その後、15日午後1時ごろ、大規模噴火が発生。姉家族の家は海岸のすぐそばに立ち、標高も低いため津波の被害に遭った恐れがある。夫妻は「少しでも高い場所に避難してくれていたらいいのだけど」と表情を曇らせる。

 「国全体がダメージを受けていて、トンガだけで対処するのは難しいはず。海外からの支援が一刻でも早く入ってほしい」と願った。

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