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岡山 貫いた粘りのレース 都道府県対抗女子駅伝

18位でたすきをもらい、走りだす岡山の3区岡崎芽依(左端)。右端は2区の正司瑠奈=第2中継所
18位でたすきをもらい、走りだす岡山の3区岡崎芽依(左端)。右端は2区の正司瑠奈=第2中継所
 第40回全国都道府県対抗女子駅伝は16日、京都市のたけびしスタジアム京都発着の9区間42・195キロで行われ、京都が2時間15分5秒で制し、最多の優勝回数を18に伸ばした。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2020年の第38回大会に続く優勝となった。前回9位の岡山は2時間19分18秒で13位だった。



 目標の10位以内には届かずとも持てる力は出し切った。メンバー9人中5人が初出場というフレッシュな布陣で臨んだ岡山は13位。山口監督は「2年ぶりの開催で緊張感もあったと思うが、一人一人がしっかり自分の走りに集中し、踏ん張ってくれた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 “大砲”不在のレースで大きなブレーキもなく、17位発進の1区大東から粘りのリレーを貫いた。「抜かれても気落ちせず、前だけを見て走れた」と2区正司。4区奥本は「すごい人たちと競えることが力になり、ハイペースで食らい付いていけた」と実業団や大学の強敵と渡り合い、区間8位の好走で2人をかわして10位との差を詰めた。

 懸命にたすきをつないだ若いチームの奮闘を締めくくったのはアンカー渡辺。「トップランナーを相手に今の実力を試したい」。自ら大役を志願した大卒1年目の23歳は順位を13位へと四つ上げ、責任を果たした。

 ただ、「狙っていた9分台を出せなかった」と駅伝では初の全国舞台だった3区岡崎が涙したように、選手は結果に満足していない。2010年に初優勝に導いた指揮官も思いは同じだ。「今回の経験を次につなげてこそ、岡山の底力になる」。05年以降の入賞は実に11度を数える。それぞれに得た収穫と課題が駅伝強豪県復活への礎となる。

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