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闘病中の“友達”にプレゼント 小児がん経験の福島君と小3女児

小児がんを経験し、同じ病気の子どもたちにプレゼントを届けた福島宗佑君(左)と女児=提供写真
小児がんを経験し、同じ病気の子どもたちにプレゼントを届けた福島宗佑君(左)と女児=提供写真
 「サンタになって同じ病気のみんなを元気づけたい」―。小児がんの一つ、脳腫瘍で手術や入院を経験した倉敷市立長尾小6年福島宗佑君(12)と、同じ病気の県内の小学3年女児(8)が17日、岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で闘病中の子どもたちにプレゼントを贈った。

 宗佑君は2017年夏に病気が見つかった。大きな手術や長期入院を経験し、今も視力低下や視野狭窄(きょうさく)などの後遺症に悩みながら生活する。女児も生後約10カ月で診断を受け、退院後も治療を続けている。

 活動は、小児がんの経験者や家族でつくる一般社団法人「みんなのレモネードの会」(横浜市)が同年から始めた活動で、病気と向き合いながら頑張る子どもらがサンタになり“友達”を勇気づける。宗佑君は入院時に病室でクリスマスを迎えたこともあったが、各種団体から届くプレゼントが励みになったといい、昨年からサンタを務めている。

 今回は2人の検査に合わせてプレゼントした。病院の担当看護師さんらのリクエストに応え、アニメ映画のDVDやおもちゃ、絵本、色鉛筆などと「楽しいクリスマスになりますように」と書いたメッセージを届けた。2人は「みんなが笑顔で過ごせたらいいな」と話していた。

 レモネードの会によると、今年は全国24カ所の病院や施設にプレゼントを贈る予定。

倉敷・総社

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