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衆院選19日公示 各陣営臨戦態勢 県内5選挙区15人出馬へ

公示を前に選挙の最終準備に追われる立候補予定者の陣営=津山市(画像の一部を加工しています)
公示を前に選挙の最終準備に追われる立候補予定者の陣営=津山市(画像の一部を加工しています)
 第49回衆院選は19日公示され、31日の投開票に向けて12日間の選挙戦がスタートする。岡山県内5小選挙区では現時点で自民、立憲民主、共産党と無所属の計15人が立候補を予定。解散時点で全議席を独占していた自民に対し、立民は全選挙区に候補を擁立、共産との一本化が実現した2、4区をはじめ、各区で激戦が予想される。14日の解散から公示までが5日間というタイトな日程で準備を進めてきた各陣営は18日、出陣式や遊説の段取りを済ませ、臨戦態勢を整えた。立候補の届け出は19日午前8時半~午後5時、県庁で受け付ける。

1区

 12選を目指す自民前職の逢沢氏に対し、元NPO代表の立民新人の原田氏、共産新人の余江氏が挑む三つどもえの戦いとなる。逢沢氏は地域の後援会や企業・団体などが基盤。原田氏は党地方議員や連合岡山の支援を受け、余江氏は党組織のサポートを得て活動を展開する。

 逢沢氏は岡山市北区の事務所、原田、余江の両氏はそれぞれJR岡山駅前で第一声。有権者の多い市街地などで選挙カーを走らせ、政策を訴える。

2区

 野党候補の一本化により、2区では初めてとなる与野党一騎打ちの構図となった。後援会や企業などを基盤に4選を目指す自民前職の山下氏と、3回連続の比例復活から小選挙区での議席奪還を期す立民前職の津村氏が対決する。

 山下氏は岡山市中区の県護国神社で出陣式。瀬戸内、玉野市にも入って街頭から政策を訴える。津村氏は旭川・相生橋で第一声を上げた後、市民団体などと合同で出発式に参加、瀬戸内市も回る。

3区

 前回小選挙区で初勝利し6選に挑む自民前職の阿部氏に対し、無所属新人の平沼氏は元閣僚の父が長年守った議席獲得を狙う。立民は新人森本氏、共産は新人尾崎氏を立てる。保守分裂で自民支持層の反応などが焦点。

 阿部氏は津山市で出陣式に臨み、各事務所で演説。森本氏は同市で第一声を上げ、地元の真庭市を回る。尾崎氏は津山市での出陣式の後、出身地の美咲町を巡回。平沼氏は同市で最初の演説をし、各地で出陣式を開く。

4区

 小選挙区3連勝中の自民前職の橋本氏と、雪辱を期す立民比例前職の柚木氏による6度目の対決が軸。橋本氏が後援会や企業・団体、党県議らを基盤に陣容を整えるのに対し、柚木氏は連合岡山の推薦を受け、公認候補を取り下げた共産も支援に回る。無所属新人の中川氏も出馬を表明している。

 橋本氏は倉敷市中心部の百貨店前、柚木氏は同市内に構えた事務所で第一声。いずれも選挙区内の全域で選挙カーを走らせる。

5区

 7選を目指す自民前職の加藤氏に、岡山5区への出馬経験がある立民新人のはた氏、5度目の国政選挙挑戦となる共産新人の美見氏が絡む。加藤氏は後援会、はた氏は労組が基盤。美見氏は党組織の支援を受ける。

 加藤氏はJR笠岡駅前の事務所で第一声を上げ、選挙区内を一巡する。はた氏は浅口市の事務所で出陣式を行い、県南部の選挙区を遊説。美見氏は総社市の事務所を皮切りに、同市内でスポット演説を重ねる。

 ◇

県内小選挙区予想の顔触れ

【1区】(3人)
逢沢 一郎 67 自民前(11)
党選挙制度調査会長
原田 謙介 35 立民新
元NPO代表
余江 雪央 44 共産新
党岡山1区国政対策委員長

【2区】(2人)
山下 貴司 56 自民前(3)
元法相
津村 啓介 49 立民前(6)
元旧国民民主副代表

【3区】(4人)
阿部 俊子 62 自民前(5)
衆院外務委員長
森本  栄 73 立民新
元連合岡山会長
尾崎 宏子 65 共産新
党岡山3区国政対策委員長
平沼正二郎 41 無所新
ITコンサルティング会社役員

【4区】(3人)
橋本  岳 47 自民前(4)
衆院厚生労働委筆頭理事
柚木 道義 49 立民前(5)
元財務政務官
中川 智晴 63 無所新
建築事務所経営

【5区】(3人)
加藤 勝信 65 自民前(6)
前官房長官
はたともこ 55 立民新
元参院議員
美見 芳明 64 共産新
党県西部地区委員長

 名簿は敬称略。数字は年齢、所属政党、前元新の別、かっこ数字は当選回数。主な肩書。解散時の衆院勢力順。選挙区名の次のかっこ内の数字は立候補予定者数。

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