山陽新聞デジタル|さんデジ

日本芸術院所蔵の秀作36点一堂 新見で日本画名品展が開幕

戦前から現代までの代表的な日本画家による36点が並ぶ会場
戦前から現代までの代表的な日本画家による36点が並ぶ会場
 功績の著しい芸術家を顕彰する日本芸術院(東京都)が所蔵する秀作を集めた「時代を彩った日本画名品展」(山陽新聞社、新見市など主催)が9日、新見市西方の新見美術館で開幕した。戦前から現代までの代表的な作家の36点が展示され、初日から大勢が訪れた。

 会場には、横山大観(1868~1958年)が金色にたなびく霧の中に浮かび上がる皇居を描いた「宮城」や、京都画壇の重鎮竹内栖鳳(1864~1942年)が旧文部省の要請を受け、国威発揚のため軍隊の象徴とされるハヤブサを描写した「雄飛報國の秋」などが並ぶ。

 力強い色彩で知られる川崎春彦(1929~2018年)が朝焼けを描いた風景画、岡山ゆかりの片岡球子(1905~2008年)が浮世絵師・歌川広重らを題材にした作品も、来場者の目を引いていた。

 自営業の男性(69)=福山市=は「有名画家の大作がそろい、感激。新型コロナウイルス禍でなかなか出歩けない中、美しい絵を見て癒やされた」と話した。

 会期は11月28日まで。午前9時半~午後5時(入館は同4時半)。月曜休館。観覧料は一般800円、大学生500円など。和装で入館すると割引を受けられる。問い合わせは同館(0867―72―7851)。

くらし・文化

あなたにおすすめ

さんデジ特集

TOP