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横山大観ら近現代の秀作36点 日本画名品展 9日から新見美術館

横山大観「宮城」(1938年)
横山大観「宮城」(1938年)
東山魁夷「光昏」(1955年)
東山魁夷「光昏」(1955年)
 日本芸術院(東京都)が所蔵する近現代の秀作を集めた「時代を彩った日本画名品展」(山陽新聞社、新見市など主催)が9日、新見美術館(西方)で開幕する。近代日本画の巨匠・横山大観(1868~1958年)、国民的画家と呼ばれた東山魁夷(1908~99年)らが手掛けた、よりすぐりの風景画や人物画がそろう。

 日本芸術院は1919年に帝国美術院として創設され、顕著な功績を上げた芸術家を顕彰する国の栄誉機関。同展では所蔵する日本画およそ80点のうち、戦前から平成時代までの36点を精選した。

 大観が皇居を描いた「宮城」は、金色にたなびく霧の中に城郭が浮かび上がる。東山の「光昏」は、夕暮れの野尻湖(長野県)と黒姫山を描いた大作(縦214センチ、横170センチ)。逆光の中にたたずむ山が重厚な色感を醸し出す。

 父が総社市、母は里庄町出身の片岡球子(1905~2008年)の作品もあり、代表作「面構(つらがまえ)」シリーズから浮世絵師・歌川広重、国芳、国貞の肖像が展示される。

 藤井茂樹館長は「時代を経ても色あせない名作ばかり。日本を代表する画家の作品を新見で楽しんでほしい」としている。

 会期は11月28日まで。午前9時半~午後5時(入館は同4時半)。月曜休館。観覧料は一般800円、大学生500円など。和装で入館すると割引を受けられる。問い合わせは同館(0867-72-7851)。

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