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王子が岳に「天空の館」2日開設 地元有志が喫茶や郷土本用意

2日にオープンする「天空の館」の図書コーナー
2日にオープンする「天空の館」の図書コーナー
 絶景を楽しみながら、ゆったりした時間を過ごして―。瀬戸内海を一望できる王子が岳(234メートル)の山頂付近にある王子が岳レストハウス(倉敷市児島唐琴町)に2日、喫茶や図書の閲覧、音楽鑑賞などができるスペース「天空の館」がオープンする。観光振興につなげるのが狙いで、来年3月までの期間限定で開設する予定。

 地元の児島唐琴地区の住民有志などでつくる「王子が岳の景観を楽しむ会」が、同市の市民企画提案事業を活用して展開。現在は観光休憩所として開放する施設(地上1階地下1階)の地上部フロア(180平方メートル)に、図書コーナーやグランドピアノ、レコードをかけるオーディオ機器を特設したほか、オリジナルコーヒーなどを提供する喫茶用の約50席を並べる。

 図書コーナーには約300冊の小説や郷土関連本、図録などを用意。同市下津井地区出身の郷土史家・角田直一さん(1914~92年)の「倉敷浅尾騒動記」「備中兵乱常山合戦」といった著書とともに、手書きの草稿資料(閲覧可)もある。

 また、洋画家の立花博さん、伊瀬輝雄さんら地元ゆかりの作家の絵画作品や、児島地区と玉野市の観光・産業パンフレットも展示している。

 開設は来年3月27日までで、10月は木~日曜の午前10時~午後4時。入場無料。2、3、17日には県内の音楽家によるピアノやギターなどの演奏会も開かれる。

 同会は「音楽を聴いたり、コーヒーを飲んだりしながら瀬戸大橋から四国まで見渡せる絶景を堪能してもらいたい」としている。

 2日は先着50人に記念品が贈られる。問い合わせは同楽しむ会(oujigadake@gmail.com)。

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