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余第一位5連覇 最多連覇記録並ぶ 関西棋院第一位決定戦第2局

5連覇を決めた対局を振り返る余第一位(左)と佐田七段=大阪・関西棋院
5連覇を決めた対局を振り返る余第一位(左)と佐田七段=大阪・関西棋院
 囲碁の山陽新聞杯第65期関西棋院第一位決定戦(山陽新聞社主催)の3番勝負第2局が30日、大阪市の同棋院で打たれた。余正麒第一位(26)が挑戦者の佐田篤史七段(25)=岡山市出身=に186手までで白番中押し勝ちし、連勝で5連覇を達成。橋本昌二九段(故人)が持つ最多連覇記録(第14~18期の5連覇)に並んだ。

 余第一位は、序盤から冷静な打ち回しで主導権を握ると、手堅く地をまとめてリードを広げた。後がない佐田七段は、右辺と左辺を同時に攻める絡み攻めなどで形勢逆転をうかがうが、手薄となった中央を余第一位が押さえ、そのまま寄せ切った。

 持ち時間各3時間のうち、残りは余第一位が9分、佐田七段が1分。

 台湾出身の余第一位は、国内主要棋戦や国際棋戦で活躍する関西棋院屈指の実力者。佐田七段は2期連続で本因坊リーグ入りするなど進境著しく、初の公式戦タイトルを目指したが及ばなかった。

 第一位決定戦は1957年に始まった伝統の棋戦。今期は昨年10月からトップ棋士ら32人がトーナメントで争い、佐田七段が7月に挑戦権を得ていた。

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