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STU48号 玉野市が購入断念 維持費高額 市長「毎年数億円」

STU48号
STU48号
 6月定例玉野市議会は18日、一般質問を続け、宇野俊市(令和たまの)、渚洋一(同志の会)の2氏が登壇した。瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ・STU48の船上劇場「STU48号」の購入について、黒田晋市長は維持費が高額なため断念したことを明らかにした。

 渚氏は、昨年12月定例会一般質問で、同年3月に閉館した市民会館の代替施設としてSTU48号の購入を提案。黒田市長が海の街PRに向けた活用を視野に、船の購入額を調査する考えを示していたため、渚氏がその後の調査状況を聞いた。

 黒田市長は、船の所有企業と接触したり、STU48マネジメント会社の協力で船舶の専門家から助言を受けたりしたことを紹介。係留船とした場合、メンテナンスや定期検査費、船員らの賃金が必要で、「毎年数億円かかる試算。高額のランニングコストがかかることが分かり、交渉を打ち切った」と述べた。

 さらに、調査過程で関係者に大変お世話になったことに触れ、STU48に対して「港町として何でも協力する」とした。

 船上劇場「STU48号」は2019年就航。宇野港など各地に寄港しながら公演を行ってきたが、今年5月に引退した。

 一般質問はこの日で終わり。続いて、新型コロナウイルス感染症対策として生活困窮者への支援金、低所得の子育て世帯への給付金支給計9036万円を盛り込んだ21年度一般会計補正予算案を追加上程。世帯内の加入者数に応じてかかる国民健康保険料の均等割について、子育て世帯の負担軽減を図るため18歳未満を免除する市国民健康保険条例改正案を議員発議で提案した。

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