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「しょうぶ湯」で邪気払い健康に 美作・湯郷温泉でおもてなし

湯船に浮かべた緑鮮やかなショウブを楽しむ入浴客=湯郷鷺温泉館
湯船に浮かべた緑鮮やかなショウブを楽しむ入浴客=湯郷鷺温泉館
 美作市の湯郷温泉街で12日、旧暦の端午の節句(14日)にちなんだ「しょうぶ湯」のサービスがあった。入浴客は湯気とともに香り立つショウブの爽やかな匂いを楽しみ、疲れを癒やしていた。

 端午の節句にしょうぶ湯に漬かると邪気が払われ、病気をせず健康に過ごせるという言い伝えから、湯郷温泉観光協会が毎年行っている。今年は旅館やホテル、医療機関など19施設に計約1200本を配った。

 元湯の「湯郷鷺(さぎ)温泉館」では神事の後、みこ姿の女性2人が長さ約1・5メートルのショウブを露天風呂に浮かべた。入浴客は手に取ったり、直接嗅いだりして、普段と雰囲気の違う温泉を満喫していた。

 津山市の男性会社員(66)は「ほんのり良い香りがして気持ちが良い。新型コロナにも負けず、健康でいたい」と話した。

 湯郷温泉街では毎年、冬至に合わせてゆず湯のもてなしもしている。

作州

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