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岡山経済同友会代表幹事に梶谷氏 岡山トヨタ社長、任期は2年

地域の活性化を誓う梶谷代表幹事(左)と宮長筆頭代表幹事
地域の活性化を誓う梶谷代表幹事(左)と宮長筆頭代表幹事
 岡山経済同友会(岡山市北区厚生町)は11日、理事会を同市内で開き、4月に死去した桑田茂代表幹事=RSKホールディングス社長=の後任に、梶谷俊介地域振興委員長(63)=岡山トヨタ自動車社長=を同日付で選任した。就任会見した梶谷氏は「SDGs(持続可能な開発目標)を実践し、持続可能な岡山県づくりにしっかりと取り組みたい」と抱負を述べた。

 代表幹事は2人制で任期は2年。梶谷氏の任期は、桑田氏の残任期間(来年5月まで)に1年を加えて2年とする。これに併せて筆頭代表幹事の宮長雅人氏(66)=中国銀行会長=ら他の理事・監事の任期も1年延ばす。延長手続きは来年5月の総会で正式に行う。

 梶谷氏は同日、同市内で会見。新型コロナウイルスの感染急拡大で「経済情勢は非常に厳しい」と指摘。「収束時期は不透明だが、知恵を出し合い、来るべきニューノーマル(新常態)な未来を描く役割が岡山経済同友会にはある。地域発展につながる提言だけでなく、可能な限り社会貢献、人材育成に有言実行で取り組みたい」と決意を述べた。

 岡山トヨタ自動車からの代表幹事就任は梶谷氏が初めて。2016年から務める岡山商工会議所副会頭職は、代表幹事に専念するため同日付で辞任した。

 宮長氏は梶谷氏に対して「いろんな経済活動で得た知見を同友会活動に生かしてほしい」と期待。今後の同友会活動に関し、昨春公表した提言書「地域全体で取り組むSDGs先進県へ」に触れ、「一企業、一個人の力は小さい。(産官学に金融、言論、市民を加えた)産官学金言民でパートナーシップを組み、地域のために一緒に行動していく」と話した。

 梶谷氏の後任の地域振興委員長には野田令副委員長(50)=デンショク社長=が就任する見通し。

 梶谷 俊介氏(かじたに・しゅんすけ)1987年岡山トヨタ自動車に入社し、2001年から社長。日本自動車販売協会連合会岡山県支部長、岡山県教育委員なども務める。岡山経済同友会には07年に入会し、11年から地域振興委員長。大阪大大学院工学研究科環境工学専攻前期課程修了。倉敷市出身。

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