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清涼感あふれる紫 県内観光地彩る 玉野の藤、総社のレンゲ…

淡い紫の花房が垂れる藤。潮風に揺れ、清涼感が漂う=玉野市渋川、26日午前撮影
淡い紫の花房が垂れる藤。潮風に揺れ、清涼感が漂う=玉野市渋川、26日午前撮影
備中国分寺周辺に咲く清楚なレンゲ=総社市上林、27日午前撮影
備中国分寺周辺に咲く清楚なレンゲ=総社市上林、27日午前撮影
 まもなく5月。岡山県内は新緑まぶしい季節になった。強い日差しが時折照り付け、汗ばむ日も増える中、見た目にも爽やかなのが、清涼感あふれる「紫」の草花。代表的な観光地2カ所をたずね、凛(りん)として上品な装いの藤、レンゲをめでてきた。

 玉野市といえば藤。同市渋川にある全長900メートルほどの藤棚は、和気町の藤公園と並び有名だ。渋川公園と隣の駐車場を囲うように整備され、薄紫や白などの約540本を植栽。みずみずしい花房は潮風に揺れ、気品漂う香りをほんのり放つ。訪れた人たちは藤棚の下を思い思いに散策し、連なった藤の花をカメラに収めていた。

 一方、総社市上林の備中国分寺周辺の畑では、清楚なレンゲがあちこちに咲いている。鳥たちのにぎやかなさえずりが響く中、春風を受けた花はそよそよと左右になびき、日中の暑さを忘れさせてくれる。畑から北を眺めると、歴史を感じさせる五重塔。目線を下げるとレンゲが密集して見え、奥ゆかしく、絵になるアングルになる。

 落ち着いた色合いで心に潤いや安らぎをもたらしてくれる紫の草花。新年度に入って1カ月、少々疲れが出てくるころ。身近にある味わい深い風景を見て、ひと息ついてみてはどうだろう。もちろん「密」には気を付けて。

玉野

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