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【ファジ】サポーター行き交う風景戻る ホーム開幕戦に5788人

ファジフーズを求めて列を作るサポーター
ファジフーズを求めて列を作るサポーター

 サッカーJ2ファジアーノ岡山のホーム開幕戦が7日、シティライトスタジアム(Cスタ、岡山市北区いずみ町)に金沢を迎えて行われた。新型コロナウイルス感染対策で恒例のもちまきなど「密」になるイベントはなかったが、この日を待ちわびた5788人が来場。スタジアム周辺はサポーターでにぎわった。

 県総合グラウンドが久々にファジレッドに染まった。ファジのユニホームやグッズを身に付けたサポーターが行き交い、デミカツ丼やホルモンうどんなどファジフーズを販売するテントには長い列ができた。ホームゲームの見慣れた風景だ。“ママ友”と来場した岡山市の主婦(42)は「収容人数が50%に制限されているので混んでいないと思ったら、コロナ前と同じように活気があってテンションが上がった」と声を弾ませた。
キッズパークでボルダリングを楽しむ子どもたち
キッズパークでボルダリングを楽しむ子どもたち

 クラブが今季、特に力を入れたのが子どもたちに人気のキッズパークだ。「クラブの理念である『子どもたちに夢を!』を実現するために、新型コロナウイルス禍でもできることからやっていこうと工夫した」とファジアーノの北川真也社長は力を込める。広場にはボルダリングが体験できるクライミングウォールをはじめ、シュートスピード測定やキックターゲットなどが用意され、多くの親子連れが楽しむ姿が見られた。家族と訪れた会社員男性(50)=玉野市=は「試合の2、3時間前に来ても、子どもたちが楽しめるイベントはありがたい」と笑顔を見せた。

 応援はホーム戦観戦の醍醐味の一つだが、昨季に引き続き、声を出す応援はできない。一体感のある雰囲気を体感してもらうため、クラブは来場者全員にオリジナルの張り扇を配った。その効果もあって、ピンチやチャンスシーンで大きな手拍子や拍手がスタジアムを包んだ。選手たちの力になったに違いない。初めてCスタのピッチに立った今季加入のDF井上黎生人選手は「声が出せない中、大きな拍手で温かく迎えてもらってうれしかった。おかげで緊張せずにゲームに入れた」と感謝した。
張り扇を手に応援するサポーター
張り扇を手に応援するサポーター

 試合はファジアーノが幾度となくゴールに迫ったがチャンスを生かせず、前半40分に先制した金沢が0-1で逃げ切った。次節は14日午後2時、今季J2に初昇格した相模原をホームに迎える。次こそは、勝利を祝う拍手をみんなで送りたい。

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