山陽新聞デジタル|さんデジ

日本酒にぴったりの料理考案 山陽学園短大生「家呑みレシピ」

オンライン交流会で自作の料理を試食する山陽学園短大の学生
オンライン交流会で自作の料理を試食する山陽学園短大の学生
山陽学園短大の学生有志が考案したおつまみ。(手前から時計回りに)「鶏肉のやみつき中華風」「鯖缶のチーズ蒸し黒こしょう風味」「きゅうりのもずく酢和え」
山陽学園短大の学生有志が考案したおつまみ。(手前から時計回りに)「鶏肉のやみつき中華風」「鯖缶のチーズ蒸し黒こしょう風味」「きゅうりのもずく酢和え」
 コロナ禍で、夜の街に繰り出す機会が減る中、自宅でお酒を楽しむ人が増えている。そんな「家飲み」の一助にしてもらおうと、山陽学園短大(岡山市中区平井)の学生有志が、日本酒にぴったりのおつまみ「雄町のお酒にあう家呑(の)みレシピ」を考案。味に加えて栄養バランスも良く、学生たちは「お酒と一緒に調理も楽しみ、“おうち時間”の充実に役立ててほしい」と話している。

 考案したのは同短大健康栄養学科の2年生5人。岡山発祥の酒米・雄町米を使った地酒をアピールする県備前県民局の活動に賛同し、管理栄養士の松井佳津子講師の助言で取り組んだ。

 メニューはマイルドな辛さが食欲を誘う「鶏肉のやみつき中華風」、さわやかな酸味が冷酒に合いそうな「きゅうりのもずく酢和え」、チーズが素材のうま味を引き出す「鯖缶のチーズ蒸し黒こしょう風味」の3品。和洋中と3ジャンルそろえ、主な食材も肉、魚、野菜とバランスが良い。「食べ物や栄養を専門に勉強する学生として、おいしいだけでなく、体にも良いことにこだわった」と矢吹琴乃さん(20)。

 調理に要する時間はそれぞれ4~15分。用具も小鍋や包丁など最小限のものでできる。山口明理さん(20)は「たくさんの人に作ってほしいので、手軽にできることも重視した」と説明する。香りが良く上品な飲み口の雄町米日本酒との相性を考えて、どの料理も比較的しっかりとした味付けに仕上げた。ボリュームもあり、若い男性でも満足できそうだ。

 2月中旬、県内の他大学の学生もオンラインで参加して、お披露目の料理教室と交流会を開催。「おいしい上に簡単に作れる」「お酒も食も進む」と好評だった。

 考案した学生にとっては、食と健康について学んだ2年間の、何よりの締めくくりになった。佐藤南海さん(20)は「みんなで意見を出し合って、飲んで食べる喜び、作る喜びを十分に味わってもらえる料理ができた。コロナが収束したら友達と集まって、一緒に料理しながら心置きなく食事もお酒も楽しみたい」と話した。

■鶏肉のやみつき中華風

材料(1、2人分)
 鶏肉200グラム、レンコン100グラム、白ネギ1~2本、トウバンジャン小さじ1、テンメンジャン16グラム、オイスターソース小さじ1、こうじ大さじ1、しょうゆ小さじ1

作り方
(1) レンコンは皮をむいて薄切りにし、水にさらす。ネギは斜め切りにする。
(2) 全ての調味料を圧力調理パックに入れる。
(3) 続いて他の材料も入れ、電子レンジで10分加熱。
(4) 3分放置してお皿に盛りつける。

■きゅうりのもずく酢和え

材料(1、2人分)
 キュウリ1本、もずく酢1パック、梅干し2個、すりごま小さじ1/2、お好みでシラス適量

作り方
(1) キュウリは包丁の背などでたたいて食べやすい大きさにする。
(2) ボウルにキュウリを入れてもずく酢を加えて和える。
(3) 器に盛りつけ、梅干し、シラスをトッピング。

■鯖缶のチーズ蒸し黒こしょう風味

材料(1、2人分)
 サバの缶詰1缶、ブロッコリー120グラム、プチトマト6個、ピザ用チーズ80グラム、あらびき黒コショウ適量

作り方
(1) スキレット鍋(鉄製小型フライパン、小鍋でも代用できる)に食材を入れる。
(2) チーズをかけて8分間火にかける。
(3) 黒コショウをかけてそのまま食卓へ

くらし・文化

あなたにおすすめ

さんデジ特集

TOP