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小野さん3連覇で「永世」位に 山陽本因坊3番勝負 多田さん下す

3連覇を果たし、第2局を振り返る小野さん(右)。左は多田さん
3連覇を果たし、第2局を振り返る小野さん(右)。左は多田さん
 郷土のアマチュア囲碁界の頂点を競う第65回山陽本因坊戦(岡山県アマチュア囲碁連盟、山陽新聞社主催)は28日、決勝3番勝負を岡山市北区柳町の山陽新聞社で行った。前期本因坊の会社員小野拓馬さん(37)=大阪市=が、挑戦者の薬剤師多田遼太郎さん(29)=岡山市北区=を2―0で下し、3連覇を達成。11人目の「永世山陽本因坊」位に就いた。

 アマ有数の実力者同士で、2015年の3番勝負と同じ顔合わせ。黒番6目半コミ出し、持ち時間各1時間で対局した。

 第1局は混戦模様から黒番多田さんのやや優勢で進んだが、長考が響いて時間切れとなり、小野さんが勝利。手番が入れ替わった第2局は小野さんが主導権を握り、多田さんが仕掛けた右辺の勝負手を冷静にさばいて中押し勝ちした。

 小野さんは「厳しい戦いだったが、3連覇を意識せず目の前の対局に集中できたのが良かった」、多田さんは「最後に実力差が出てしまった。また来年頑張りたい」と話した。

 山陽本因坊戦は1957年に始まった伝統の棋戦。新型コロナウイルスの感染収束が見通しにくいことが影響し、今年の挑戦者決定トーナメントの出場者は過去最少の27人だった。

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