山陽新聞デジタル|さんデジ

美作鳥インフル 64万羽焼却終了 3日前倒し 拡散防止作業終える

殺処分した鶏を焼却施設に運び込む岡山県職員ら=16日午後7時、倉敷市水島川崎通(同県提供)
殺処分した鶏を焼却施設に運び込む岡山県職員ら=16日午後7時、倉敷市水島川崎通(同県提供)
 美作市滝宮で発生した高病原性鳥インフルエンザで、岡山県は22日、家畜伝染病予防法に基づき殺処分した鶏約64万羽の焼却が終了したと発表した。作業はトラブルなく進み、当初予定の25日から3日前倒しできたという。鶏舎の消毒など防疫措置は既に完了しており、ウイルスの拡散を防ぐ一連の作業を終えた。

 県によると、焼却は殺処分に着手した翌日の12日から県や農業団体の職員が1日延べ約150人、24時間態勢で実施。美作、倉敷市の2施設で始め、15日からは岡山、倉敷市の2施設が加わった。22日午前11時半に完了した。

 県畜産課は「一つの区切りが付いた。他の農場で発生しないよう、県内の各農場に衛生管理や消毒などの指導を徹底していく」との方針を示した。

 一方、農林水産省は、原因究明に当たった疫学調査チームの現地調査概要を公表。農場の衛生管理に問題はなかったものの、敷地内にリスやイタチのふん、鶏舎の設備にネズミがかじって空けたとみられる穴が確認された。同省消費・安全局動物衛生課は「野生動物が関係した可能性は否定できない」としている。

 県は28日に周辺農場のウイルス検査を行い、異常がなければ来年1月1日に鶏などの搬出制限区域(発生農場から半径3~10キロ圏内)を解除、同8日に移動制限区域(同3キロ圏内)を解く。

鳥インフル

あなたにおすすめ

さんデジ特集

TOP