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64万羽の処分完了を発表 美作鳥インフルで岡山県

64万羽の殺処分を終え、鶏舎の餌の片付けを進める岡山県職員=15日午前6時4分、美作市滝宮(同県提供)
64万羽の殺処分を終え、鶏舎の餌の片付けを進める岡山県職員=15日午前6時4分、美作市滝宮(同県提供)
殺処分を終え、移動制限解除のスケジュールを確認した岡山県の対策本部会議=県庁
殺処分を終え、移動制限解除のスケジュールを確認した岡山県の対策本部会議=県庁
64万羽の処分完了を発表 美作鳥インフルで岡山県
 美作市滝宮の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザで、岡山県は15日、家畜伝染病予防法に基づく採卵鶏約64万羽の殺処分を終えたと発表した。鶏舎の消毒など防疫措置の完了後に異常がなければ、来年1月7日にも周辺農場の鶏や卵の移動制限を解除する。

 岡山県によると、殺処分は今月11日から県職員や陸上自衛隊日本原駐屯地(同県奈義町滝本)の隊員らが1日延べ800人、24時間態勢で進め、14日午後10時に終了した。ひな鳥が多かったため、想定の16日より早まった。既に防疫措置を始め、餌とふんを処理して鶏舎や敷地内の消毒を17日までに完了させる予定。

 県は、養鶏場から半径3キロ圏内の1農場(約19万羽)に移動制限、3~10キロ圏内の6農場(約66万羽)に圏外へ持ち出せない搬出制限をかけている。防疫措置の完了翌日から10日以上経過し、3キロ圏内でウイルスが検出されなければ搬出制限を解除。21日以上たって異状の報告がなければ移動制限を解く。

 殺処分した鶏は美作、岡山、倉敷市内の4施設で順次、焼却している。15日午後4時現在の進捗(しんちょく)率は5・9%で、25日ごろには終える見通し。

 この日は、3キロ圏内の1農場で実施したウイルス検査の結果が陰性だったと判明。10キロ圏内の他の農場も今のところ異常はない。

 殺処分完了を受けて県は県庁で対策本部会議を開き、制限解除に向けたスケジュールを確認した。終了後、伊原木隆太知事は「今後いつどこで鳥インフルが発生してもおかしくない。万全の態勢で防止に努める」と述べた。

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