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高梁市長に近藤氏が無投票4選 「初心に帰り地域の声を聞く」

無投票で4選を決め、万歳して喜ぶ近藤氏(中央)
無投票で4選を決め、万歳して喜ぶ近藤氏(中央)
 任期満了に伴う高梁市長・市議選は20日告示され、市長選は無所属現職の近藤隆則氏(61)のほかに立候補がなく、無投票で4選が決まった。同市長選の無投票は2004年10月の新市発足後初めて。

 市議選も立候補が定数と同じ18人にとどまり、市長選と同様に新市発足後では初の無投票となった。岡山県内の市長・市議同日選での“ダブル無投票”は13年4月の美作市以来。

 近藤氏は高梁市南町の選挙事務所で出陣式に臨んだ後、選挙カーで市内全域を巡った。午後5時に立候補の届け出が締め切られ、当選の一報が入ると、選挙事務所に集まった約80人(事務所発表)とともに万歳で祝った。

 近藤氏は「西日本豪雨災害からの復旧復興、防災・減災事業を着実に進める。市民がゆとりを持ち、安心して住み続けられる地域づくりに全力で取り組む」と述べた。無投票については「市民に4期目を託された結果と重く受け止めている。改めて初心に帰り、厳しい意見も含めて地域の声を率直に聞く」とした。

 現在の高梁市は04年10月に旧高梁市と有漢、成羽、川上、備中の4町が合併して誕生。当時約3万8千人だった市人口が今年2月末には3万人を割り込むなど急速に人口減少が進んでいる。近藤氏は重点施策として、教育、地産地消、医療介護・子育て支援の充実などを通じた移住定住の推進に取り組むと訴えた。

 近藤 隆則氏(こんどう・たかのり)1981年に高梁市役所入り。商工観光課長を辞して挑んだ2008年の市長選で現職を破って初当選した。岡山大卒。高梁市松原町神原。

高梁・新見

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