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木下サーカス苦境 一層の支援を 22日にCF募集締め切り

木下サーカスがCF専用サイトに掲載している画像
木下サーカスがCF専用サイトに掲載している画像
 世界三大サーカスの一つ、木下サーカス(岡山市北区表町)が新型コロナウイルス禍による収入激減で始めたクラウドファンディング(CF)は、22日に募集を締め切る。これまで1500以上の個人・団体から約2680万円が寄せられたが、依然苦境にあることから、一層の支援を呼び掛けている。

 毎月約150万円が必要という動物の餌代や、機材のメンテナンス費を確保するのが目的で、一部は医療従事者への寄付に充てる。7月15日に始めたところ、共感と賛同の輪は一気に広がり、3日後に当初目標の1千万円に到達した。現在3千万円を目指している。

 木下サーカスは今春以降、福岡、金沢、新潟の各地で公演の中断や全面中止を余儀なくされ、3~7月の売り上げは前年同期比で95%ダウンした。8月から東京・立川で、「密」を避けるため座席数を通常の半分程度の900に抑えて再開。しかし、外出自粛などで、1回当たりの入場者は多くても約500人にとどまっているという。

 厳しい運営環境の中、団員の支えになっているのが、支援者がCF専用サイトに書き込んだメッセージ。「コロナなんかに負けないで、いつまでも子どもたちに夢を与え続けてください」などの思いあふれる内容が並んでいる。

 木下サーカスは明治時代に岡山で発祥した。木下英樹取締役は「動物との最高のパフォーマンスを末永くお見せするために、どうかご支援をお願いします」と訴えている。

 CFは山陽新聞社や中国銀行などが手掛ける「晴れ!フレ!岡山」を利用している。支援、詳細は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/kinoshita)。

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