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水辺の危険性伝える塗り絵作成 岡山西署の前田警部補 啓発に活用

作成した塗り絵を手にする前田警部補
作成した塗り絵を手にする前田警部補
 水難事故が懸念される梅雨から夏のシーズンに合わせ、イラストが得意な岡山西署員が、幼児や小学校低学年向けに水辺の危険性を伝える塗り絵を作った。県警が県内各地で行う出前授業などで活用していく。

 作成したのは、牟佐駐在所(岡山市北区牟佐)の前田憲二警部補(59)。今夏は新型コロナウイルス禍で海・プール開きを見送る傾向にあり、その代わりに涼を求めて身近な水辺に立ち寄ることが考えられるため、注意喚起の方策として発案した。

 塗り絵(A4判)は、少年と少女が転落防止用の柵を乗り越えて川に近づこうとしている様子を描いた。川辺には「キケンはいるな」と書いた看板や、「あぶないよ!」と呼び掛ける魚を配置。上部にある「みずのちかくではあそびません」との誓いは、県警のマスコット「ももくん」との約束としている。

 7月下旬には、牟佐保育園(同所)で水難事故防止教室を実施。年長組の園児15人は、前田警部補から水辺に潜む危険性について学んだ後、思い思いの色を使って塗り絵を楽しんだ。

 県警によると、今年の県内の水難事故(4日現在)は11件で前年同期比5件増、死者は7人で同1人増となっている。前田警部補は「塗り絵を通して楽しみながら、水の怖さについて学んでもらえたら」と話している。

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