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倒壊恐れ、空き家撤去へ 岡山市 北、南区の2軒、特措法で代執行

略式代執行による撤去が決まった岡山市北区御津河内の空き家=同市提供
略式代執行による撤去が決まった岡山市北区御津河内の空き家=同市提供
 岡山市は4日、北区御津河内と南区郡にある空き家2軒が老朽化で倒壊の危険性があるとして、空き家対策特別措置法に基づく略式代執行で取り壊す方針を決めた。同法による市の空き家撤去は計4例となる。

 撤去するのは、北区御津河内が木造平屋の母屋と納屋(計175平方メートル、建築年不明)、南区郡が木造平屋の居宅(54平方メートル、同)。北区の物件は2014年、南区は11年に所有者が死亡した後に親族全員が相続を放棄し、管理者が不在となっていた。いずれも屋根が陥没するなど傷みが激しく、地元町内会から対応を求める声が市に寄せられていた。

 この日、市役所であった市の対策協議会(会長・大森雅夫市長)で代執行を承認した。北区の空き家は20年度、南区は21年度に撤去する予定で、経費はそれぞれ数百万円を見込む。南区の物件は更地にした後、市場での売却が見込めるため、代金で費用を回収する方針。

 協議会後、大森市長は「周辺住民への危険性が高いと判断した。今後は空き家を生まない施策を含め、総合的な対策を進めたい」と述べた。

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