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減便の路面電車を通常ダイヤに 岡電、3密回避へ2両編成導入も

通常ダイヤでの運行を再開した岡山電気軌道の路面電車。東山線には2両編成の「MOMO2」も導入された=31日、岡山駅前
通常ダイヤでの運行を再開した岡山電気軌道の路面電車。東山線には2両編成の「MOMO2」も導入された=31日、岡山駅前
 岡山電気軌道(岡山市中区徳吉町)は31日、新型コロナウイルスの影響で減便していた路面電車を通常ダイヤに戻した。東山線はダイヤ改正も行い、3密(密閉、密集、密接)回避を図るため、乗客の多い朝の通勤・通学時間帯に2両編成の超低床車両「MOMO2」を導入した。

 感染拡大に伴う緊急事態宣言発令を受け、4月末から東山線、清輝橋線ともに約4割減便していた。5月の予定だった8年ぶりのダイヤ改正も見送っていたため、通常運行再開に合わせて実施。東山線の同時間帯にはこれまで1両編成しか運行していなかったが、感染リスクを懸念する乗客の声を踏まえ、MOMO2を2往復させる。

 この日、岡山駅前を午前7時42分に発車するMOMO2には、早速多くの学生らが乗り込んでいた。山陽学園高3年の女子生徒(18)は「乗客が多く感染が不安だったが、これからは周囲の人と距離が取れて安心できる」と話した。

 MOMO2は車両に抗ウイルス・抗菌加工を行っており、同社は今後、全車両22台にも順次施す。

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