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旧閑谷学校で会読 論語の教え話し合う

論語の教えを自身の体験になぞらえて話し合う参加者
論語の教えを自身の体験になぞらえて話し合う参加者
 国特別史跡・旧閑谷学校(備前市閑谷)で18日、論語を読み、その教えについて話し合う「会読(かいどく)」が行われた。今年迎えた学校創学350年に合わせ、江戸時代に行われていた学習方法が復活。参加者は国宝・講堂で、今後の生き方などに考えを巡らせた。

 複数人で集い、書を読んで意味を研究する学習方法を、社会人教育などに生かしてもらおうと、学校に隣接する県青少年教育センター閑谷学校(同所)が企画。初回は、県トレイルランニング協会(岡山市)の会員29人が参加した。

 テーマは、山道を駆ける競技にちなみ「走る楽しみ・走る喜び」。論語8章句の講釈を受けた後、3、4人のグループで会読を行った。参加者は印象に残った章句に込められた先人の教えに触れながら「以前は1人で走ることが多かったが、続けるうちに多くの仲間に出会えた」などと語り合った。

 会社員女性(44)=岡山市東区=は、何事も自分の責任として反省することなどを促す「君子求諸己、小人求諸人」を選択。「移りゆく風景を眺めて走ることが私の喜び。走る意味を問い直す良い機会になった」と話した。

 5人以上のグループが対象で、事前予約が必要。問い合わせは、同センター(0869―67―1427)。

東備

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