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追悼と復興思い込め空にランタン 豪雨2年 真備で民間支援団体が式

西日本豪雨の犠牲者への追悼の思いを込めてスカイランタンを放つ参加者
西日本豪雨の犠牲者への追悼の思いを込めてスカイランタンを放つ参加者
 西日本豪雨から2年を迎えるのを前に、甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区で4日、民間支援団体による「真備追悼復興2年式」が開かれた。花火を打ち上げたり、スカイランタンと呼ばれる灯籠を夜空に浮かべたりして、犠牲者への追悼と被災地復興の思いを届けた。

 同町川辺の高梁川河川敷で、午後8時前から花火計75発を打ち上げた。住民ら約200人が集まる中、赤や黄、緑など色とりどりの大輪が咲き、川面を彩った。

 豪雨による町内の犠牲者数(災害関連死を除く)に合わせた51基のスカイランタンも点灯。参加者が空に放つと、オレンジ色の光が一つまた一つと宙を舞い、幻想的な雰囲気に包まれた。同町で被災し、同市内のみなし仮設住宅で暮らす夫(67)と妻(62)は「とてもきれいで元気が出る。真備だけでなく、各地で相次ぐ災害の被災地の復興を願っている」と明かりに見入っていた。

 豪雨を機に県内外の有志で立ち上げたNPO法人「災害支援団Gorilla」が主催した。茅野匠代表理事(47)は「新型コロナウイルスの影響はあるが、2年の節目として犠牲者への鎮魂の思いを表したかった。豪雨の記憶を風化させてはいけない」と話していた。

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倉敷・総社

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