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障害あってもできることはある 豪雨被災地で奉仕、梅岡さん講演

被災地でのボランティア経験を手話で語る梅岡さん
被災地でのボランティア経験を手話で語る梅岡さん
 耳が聞こえず話せないハンディを負いつつ、西日本豪雨の被災地・倉敷市真備町地区でボランティアに励んだ同市の女性が4日、岡山県矢掛町で講演し「障害があっても周囲の協力があれば、できることはある」などと手話で語った。

 女性は、会社員梅岡光恵さん(45)=倉敷市。

 梅岡さんは2018年7月の豪雨直後、真備町に住む会社の後輩宅の片付けを手伝おうとして断られ、職場グループでのボランティアにも誘われなかった経緯を説明。「耳が聞こえないからか」と歯がゆく感じたことが、翌月までの計数日間、災害ボランティアセンターを通じて1人で活動に参加する動機になったと振り返った。

 現地では、出会った男性が筆談に応じてくれ、家財道具を運び出す作業などがスムーズに進んだことや、肩をたたいて休憩時間を知らせてくれる人がいたことを紹介。「健常者だけでなく、立場の弱い障害者や高齢者、子どもらにもできることがある。互いに助け合うことが福祉だと思う」と訴えた。

 豪雨から2年に合わせ、中川公民館(矢掛町本堀)が人権啓発行事の講師に招いた。約30人が手話通訳を介して聴いた。

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