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岡山大・岡山理大馬術部 寄付募る コロナでバイトできず餌代に苦慮

支援を呼び掛ける馬術部のツイッター画面
支援を呼び掛ける馬術部のツイッター画面
 新型コロナウイルスの影響を受け、岡山県内大学で唯一の馬術部「岡山大・岡山理科大馬術部」が、餌代など活動費の確保に苦慮している。部員が県内外の大会での競技補助員や馬を使った神事などのアルバイトで賄ってきたが、軒並み中止となって収入は激減。「大切な馬を失いたくない」と会員制交流サイト(SNS)を通じて寄付を募っている。

 馬術部は1949年創部の岡山大に、岡山理科大が2009年に合流。現在は部員8人で、岡山大津島キャンパス(岡山市北区津島中)の厩舎(きゅうしゃ)で5頭を飼育する。餌代やひづめを保護する装蹄(そうてい)、治療費などで年間約400万円が必要。大学の補助やOBの援助はあるものの、約3割は部員のバイト代でカバーしてきた。

 しかし、コロナ禍で2月以降、馬術大会や、馬の誘導役で参加するはずだった全国各地の時代行列などのイベントが相次いで中止。「一番収入が得られるのが春から夏」(同部)という中、6月末までのバイト収入は約10万円にとどまり、今後の見通しも立たない。

 こうした状況を受け、部員は馬術用のむちや障害物を手作りするなど経費節減に努めるとともに、同月23日には寄付の呼び掛けを開始。馬術部のツイッターで、活動費不足に陥っている現状などを訴えている。

 部長の岡山大4年塩釜愛さん(21)は「最悪の場合は馬を手放さなければならない可能性もある。愛着ある馬を守るため、支援をお願いしたい」としている。

 寄付の振込先などの情報は同部ツイッター(@bajyutubu1949)に記載している。

新型コロナ・岡山対応

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