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宿泊料金割引で観光産業支援 県や自治体、併用可のクーポンも

宿泊料金割引で観光産業支援 県や自治体、併用可のクーポンも
 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた岡山県内の観光産業を支援しようと、県や各自治体がクーポン発行などで宿泊施設の料金を割り引く取り組みを実施している。併用でよりお得に宿泊できるケースもあり、地域住民らに活用してもらうことで地域経済の活性化につなげたい考えだ。

 県は3日から県民限定のクーポンを1万人分発行する。県内の旅館やホテルに1人1万円以上の料金で泊まると、5千円の割引となり「発行前から問い合わせが殺到し、関心は高い」と県の担当者は手応えを口にする。

 瀬戸内市は、市内の施設への宿泊で、1人1泊当たり1万円を上限に半額補助するキャンペーンを実施中。第1弾が好評だったため、予算を拡充し1日から第2弾の受け付けを始めた。

 対象を限定したのは真庭市。市内の18歳以下の子どもに宿泊施設などで使える5千円分の商品券を贈った。

 一方で、作州地域10市町村などでつくる美作国観光連盟も、美作三湯などエリア内で1組につき3千円割り引くクーポンを発行したが、6月24日の開始から1週間で、予定していた2千枚の配布を終えた。同連盟事務局の美作市は「県北に来てもらうことで地域が活性化すれば」と期待する。

 県、真庭市、美作国観光連盟のクーポンは併用して使用できる。

 このほか、岡山市も1人5千円を割り引くといったクーポンの発行準備を進めている。

 8月に開始予定の政府の「Go To キャンペーン」を前に、まずは県内の往来を促したいと考える自治体も多く、県観光課は「市町村の取り組みとの相乗効果を図り、県内の観光地に目を向けてもらうことで需要を回復させたい」としている。

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