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オープンキャンパスもオンライン 大学案内や講義、動画で配信

オンラインの仮想オープンキャンパス用の動画撮影に臨む教員=就実大・短大
オンラインの仮想オープンキャンパス用の動画撮影に臨む教員=就実大・短大
 新型コロナウイルス感染症の影響でオープンキャンパス(OC)が中止となる中、代替としてオンラインでの「仮想OC」の取り組みが岡山県内の大学で広がっている。特設サイトを作り、大学案内や講義などの動画を配信。参加しにくい遠方の高校生らへのアピールになるといったメリットもあり、各大学とも順次再開を予定する従来の来訪型と併せて活用していく考えだ。

 就実大(岡山市)は、6月上旬に「ウェブOC」の名称で開設した。6月下旬のOCが3月に続いて中止となったことを受けた対応で、大学紹介をはじめ、授業の様子や入試説明、キャンパスツアーなどを掲載する。「オープンキャンパスで予定していた内容を軸に構成した」と同大。職員が教員や学生と連携して制作しており、随時更新している。

 山陽学園大(同市)と美作大(津山市)は5月中旬に、それぞれ特設サイトを設けた。学びの特色やキャンパスライフなどについて、新たに制作した動画を中心に紹介。高校生らがオンラインで個別相談できるコーナーも備える。

 山陽学園大は「オープンキャンパスは大学選びの大切な機会で、来学して雰囲気に触れてもらうのが一番。このためサイトでは、疑似体験してもらえるような動画作りに努めている」と説明。美作大は「手軽に閲覧できるオンラインの活用で、より多くの人に関心を高めてもらえれば」と期待する。

 倉敷芸術科学大(倉敷市)は5月下旬に予定していたOCを、ウェブ開催に切り替えた。学科や施設紹介、入試説明といった動画を盛り込んだ特設サイトを作り、テレビ会議システムを使った個別相談も行った。

 6月21日に来訪型のOCを行った際には、会場の様子を特設サイトで生配信した。同大は「新型コロナの影響で遠方からの移動に不安があったり、入国制限があって来られなかったりするケースがあるため」と話す。

 各大学も順次来訪型の再開を計画する一方で、仮想OCの公開は継続する方針。7月中旬にOCを開催予定の就実大は「ウェブ上では手応えがはっきりと分からず不安な面もある。それぞれの良さを生かして有効なアピール策を探っていきたい」としている。

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