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「桃太郎伝説」歴史ロマンを紹介 推進協が構成文化財に説明看板

吉備津神社に登場した桃太郎伝説の説明看板
吉備津神社に登場した桃太郎伝説の説明看板
 日本遺産に認定された「桃太郎伝説」のPRを目指し、吉備津神社(岡山市北区吉備津)や造山古墳(同新庄下)など、市内にある構成文化財に説明看板がお目見えした。各文化財にまつわる歴史ロマンを紹介。周辺の空撮映像を閲覧できるQRコードも添えている。

 桃太郎伝説に関係する岡山、倉敷、総社、赤磐の4市でつくる推進協議会が岡山市内6カ所に設置した。大(高さ145センチ)、小(同110センチ)の2種類がある。

 桃太郎のモデルとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祭る吉備津神社では鬼神・温羅(うら)退治の伝説を紹介。「境内には戦いの際に矢を置いたと伝えられる矢置岩(やおきいわ)や、温羅の首が埋められたとされる御釜殿(おかまでん)がある」などと記す。QRコードからは吉備津彦命が放った矢の軌跡を、ドローンの空撮で再現した映像を見られる。

 造山古墳の看板では、吉備の有力者と大和朝廷の対立が、桃太郎伝説につながったとの見方を解説。他に吉備津彦神社(同一宮)や牟佐大塚古墳(同牟佐)にも設けた。

 推進協議会事務局の市プロモーション・MICE推進課は「コロナ禍で落ち込んだ観光需要の回復につなげたい」としている。

 「桃太郎伝説」は4市の計28文化財で構成しており、看板は岡山市以外の3市にも設置された。

東備

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