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河井前法相夫妻逮捕に「残念」 岡山、広島関係の衆参国会議員

 自民党を離党した河井克行前法相(衆院広島3区)と妻の案里参院議員(広島選挙区)が公選法違反(買収)の疑いで逮捕された18日、岡山、広島県関係の衆参国会議員からは「残念」「怒りを感じる」と厳しい声が上がった。安倍晋三首相の責任を問う声も出た。

 自民党の逢沢一郎氏(衆院岡山1区)は「政権にとっても、党にとっても大きなダメージ。司直の手に委ねられたので推移を見守る」。同党の小林史明氏(同広島7区)は記者団の取材に対し「選んでいただいた有権者の皆さんに本当に申し訳ない」と陳謝した。

 河井前法相は昨年9月の内閣改造で、同党の山下貴司氏(同岡山2区)から引き継ぎを受けたが、案里参院議員陣営の公選法違反疑惑が発覚し、翌月辞任。山下氏は「事件は悲しく、残念なことだ。法相経験者として政治への信頼回復に全力を尽くしたい」と述べた。

 公明党の谷合正明氏(参院比例)は、党が参院選で案里参院議員を推薦した経緯に触れ「裏切られた思いもある。疑惑に対して国民への明確な説明を避け続けてきた姿勢が残念。これで政治家の仕事を続けられるのか」と話した。

 首相の任命責任に言及したのは無所属の柚木道義氏(衆院比例中国)。「首相は辞任しなければならない。自民党が案里参院議員側に提供した1億5千万円が買収の原資になっている疑念もあり、国会での説明責任も求められる」との見方を示した。

 昨年の参院選広島選挙区は、2議席を巡って激戦が展開された。無所属で出馬し、案里参院議員を上回る得票でトップ当選した国民民主党の森本真治氏は「公正な審判が踏みにじられたと強い怒りを感じる。真相の解明を強く求めるとともに、同様の事件が二度と起きないよう徹底した捜査を望む」とコメントした。

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