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お隣はベートーベン、間隔空けて 岡山シンフォニーホールが防止策

間隔を空けて座るよう、ベートーベンらのイラストが掲示された岡山シンフォニーホール大ホールの座席
間隔を空けて座るよう、ベートーベンらのイラストが掲示された岡山シンフォニーホール大ホールの座席
 こちらはベートーベンの指定席、ご遠慮ください―。岡山シンフォニーホール(岡山市北区表町)は新型コロナウイルス対策で、大ホールの座席にクラシックの有名作曲家のイラストを掲示し、間隔を空けて座るよう誘導している。

 似顔絵はベートーベン、バッハ、モーツァルト、ヴェルディ、ブラームスの5人。イラストが得意な職員が手描きした。「この席は私の席です」の文言を添え、全2001席のうち1席ずつ空けた半数の背もたれに取り付けている。

 3月3日以降、大ホールのコンサートや催しは全て中止・延期となっていた。6月13日に3カ月ぶりに講演会が開かれたのに合わせ、「気持ちをなごませつつ、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保してもらおう」と始めた。

 シンフォニーホールでは9月ごろまで、多くのイベントが中止となる状況が続く。高次秀明館長は「以前のような活気が戻るには時間がかかるが、作曲家たちに見守られつつ、再び音楽が響きわたる日を待ちたい」と話す。

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