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高梁市 AI避難システム開発へ 国モデル自治体に県内で唯一選定

 災害時の避難勧告を発令する市町村の判断を人工知能(AI)で支援するシステム開発に向け、高梁市が国プロジェクトのモデル自治体に岡山県内で唯一選ばれた。早ければ月内にも国土交通省岡山河川事務所などと連携して開発に着手する。

 プロジェクトは、避難勧告などの判断に必要な河川水位や降雨量といったデータの提供に漏れや遅れがないよう、AIを活用して自動的に必要な情報を抽出して配信する。2018年度に始まり、3市区村がモデル自治体として指定されているが、高梁市のほか、千葉県香取市、京都府舞鶴市、兵庫県加古川市が追加で選ばれた。

 高梁市は、浸水想定区域図などを用いてシステムを構築し、台風や豪雨発生時には試行的に実証実験する。

 市防災復興推進課は「西日本豪雨では避難情報を出して一度解除した後、再び発令したケースもあり、判断は難しい。より分かりやすく正確なデータを得て防災力の向上に努めたい」としている。

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