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県高校総体、20競技が代替大会 本紙取材 陸上など開催意向

県高校総体、20競技が代替大会 本紙取材 陸上など開催意向
 新型コロナウイルスの影響で中止となった岡山県高校総体(県高体連主催)の代替大会について、全35競技のうち20競技が開催する意向であることが10日、山陽新聞社の各競技専門部への取材で分かった。一方、7競技は感染防止対策の難しさなどから断念する方針を示しているほか、既存の大会で代用する競技もある。

 代替大会の会期は7月4日~8月16日。現時点で陸上、サッカー、ソフトボール、重量挙げなどが開催を目指している。このうちバレーボールは備前、備中、美作の3支部ごとに分かれた大会を想定。剣道は飛沫(ひまつ)拡散を防ぐため、手拭いなどで口を覆う対策を検討し、ボートは経験者の2、3年生のみに出場を絞る。

 実施理由としては「部活動の集大成として区切りを付ける場が必要」(ハンドボール)「3年生にとっては進路の材料にもなる」(バドミントン)といった声が聞かれた。

 開催を見送るのは水泳、ラグビー、フェンシングなどで、柔道は「(競技特性から)密接状態が避けられず、どんな対策をしても感染症を完全に防ぐことはできない」と説明。県内では6月に部活動を再開した学校が多く、アーチェリーは「準備期間が足りず、けがのリスクがある。進学などを控えた3年生のモチベーション維持が難しい」と、各校に引退試合などを要請するという。

 セーリング、ボウリングなど5競技は、既存の公式戦を“代替大会”として扱う。体操は中学生以下を対象とした10月の岡山カップジュニアに高校生の出場も認める方向で調整し、空手は3年生が出場できる9月の県高校秋季選手権を充てる予定。

 卓球と少林寺拳法については開催可否の判断を保留している。

■岡山県高体連の代替大会開催指針

 岡山県高体連がまとめた代替大会の開催指針によると、大会が実施できるのは7月4日~8月16日の土日祝日と県立高校の夏休み期間(8月8~16日)に限り、他の平日は認めない。無観客を原則とし、「3密」回避のため、1校当たりの参加人数を制限することも求めている。

 県高体連は今月10日を期限に各競技専門部の意向を調査。開催を希望する専門部には30日までに大会要項と感染対策を記したガイドラインの提出を要請しており、これらを基に実施の可否を最終判断する。

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