山陽新聞デジタル|さんデジ

甲子園で交流試合「夢見た場所」 招待受け倉敷商選手ら決意新た

真剣な表情で川井敏之校長(右)の話を聞く倉敷商ナイン=倉敷商高野球部グラウンド
真剣な表情で川井敏之校長(右)の話を聞く倉敷商ナイン=倉敷商高野球部グラウンド
 8年ぶりの春の大舞台が幻となってから3カ月、夏の甲子園から“招待状”が届いた。新型コロナウイルスの影響で中止となった第92回選抜高校野球大会に出場予定だった32校による交流試合の開催が決まった10日、倉敷商(岡山)の選手らは決意を新たにした。

 午後4時ごろ、倉敷市のグラウンドで川井敏之校長が交流試合について報告。「苦しい思いをしてきたはず。ぜひ一丸となり、次の目標に向かって頑張ってもらいたい」と激励すると、ナイン約70人は神妙な面持ちで聞き入った。

 「こういう形にしていただき、感謝の気持ちが大きい」と梶山和洋監督。一方、「(岡山の)他の58校はそのチャンスをもらえないことを思うと、非常に複雑」と胸中を明かし「中国地区の代表として負けるわけにはいかない」と勝負へのこだわりも見せた。

 選抜大会に続き、夏の全国選手権大会も中止になり、選手たちは大きなショックを受けた。「甲子園でやれるということは本当にうれしい。イメージを抱きながら練習に臨む」と原田将多主将(3年)。今月1日から活動を再開し、7、8月に行われる岡山県独自の大会に目標を切り替えていた中での朗報だった。

 勝っても負けても1試合。「夢見た場所で戦える。あっと言う間に終わると思うので濃い時間を過ごしたい」。諦めていた聖地でのプレーに原田主将は期待を膨らませた。

高校野球

あなたにおすすめ

さんデジ特集

TOP