山陽新聞デジタル|さんデジ

菅井八段、A級順位戦初陣飾れず 将棋名人戦、羽生九段に敗れる

初めての名人戦A級順位戦に臨み、惜しくも敗れた菅井八段=東京・将棋会館
初めての名人戦A級順位戦に臨み、惜しくも敗れた菅井八段=東京・将棋会館
 将棋の菅井竜也八段(28)=岡山市=は8日、東京都渋谷区の将棋会館で、今期から参戦する名人戦A級順位戦の初戦に臨んだ。A級はトップ棋士10人が総当たりで名人戦挑戦権を争う最高峰リーグで、岡山県出身棋士が戦うのは、有吉道夫九段(84)=備前市出身=以来、25年ぶり。この日は羽生善治九段(49)に敗れ、リーグ初勝利は持ち越しとなった。

 両者ともにマスク姿で盤に向かい、先手の菅井八段が中飛車、羽生九段が居飛車を選択。中盤、リードを許した菅井八段は懸命に迫ったが、羽生九段にうまくかわされて届かず、160手で決着がついた。持ち時間各6時間のうち、残りは羽生九段31分、菅井八段1時間36分。

 名人戦順位戦はA級を最上位に計5クラスあり、各クラスで年度ごとにリーグを戦い、上位が昇級、下位は降級する。菅井八段は前期、B級1組で11勝1敗のトップとなり、昇級を果たした。A級は来年2月にかけて行われ、首位の棋士は名人への挑戦者として7番勝負に出場する。

 菅井八段は2010年、県出身者では27年ぶりの将棋棋士となった。タイトルは王位1期。

くらし・文化

あなたにおすすめ

さんデジ特集

TOP